学生の一人暮らし支援を行うために、2022年冬にスタートした私たちMORE FREE。
活動の1つとして、今年3月末に空き家をリノベーションした地方出身の女子学生限定シェアハウス「ハピネスト」のオープンを達成しました。
そして、今回そのシェアハウスの第2号を創りたく、クラウドファンディングを実施することに決めました!
クラウドファンディングはCAMPFIREで行います。
リターンや金額については、CAMPFIREのページをご覧ください!
「地域格差」「経済格差」「性別の壁」
これらの要因の掛け合わせにより、地方の女子が上京するのにはかなりハードルが高いのが現状です。家賃や光熱費という「固定費」を下げ、女子が安心して安価に暮らせる場所を作ろうと立ち上がりました。
親元を離れて暮らすにあたっての経済的な問題として、地域による収入格差があることはなんとなく想像がつきやすいと思います。しかしそれだけではなく、生物学的な「性別のちがい」も大きな障壁の1つになっています。
寮を探しても、男性専用のものばかりで入れない。一人暮らしをするにも、防犯のために必要な条件を付け加えていくと家賃が高くなってしまう。
このような課題を解決するために創られたのが、上京応援シェアハウス、ハピネストです。
「ハピネスト」というネーミングは、地方から上京してハピネスト(ネスト=巣)で過ごし、ゆくゆくはハピネストを卒業していく(巣立っていく)というイメージでつけられました。
空き家を活用するなどの工夫から、都内相場と比較してかなり安価な価格設定を実現しています。
家具家電やWi-fiは備え付けで、スマートロックもついています。2024年3月末に第1号ハピネストがオープンしたのですが、内装は新築のように綺麗です(23区内、家賃3.1万円~+共益費1万円/月)。
ハピネスト内装動画はこちらから
シェアハウス内の自治は入居学生+MORE FREEメンバーで行っています。韓国料理パーティーを開くなど、ハウス内での生活が充実したものになるよう、運営メンバーが季節ごとに企画もしています!
入居祝いパーティーの様子(Instagramより)
またこのプロジェクトは、中古物件の再生・活用に取り組むスタートアップ企業(株)ヤモリと共同で進められています。(株)ヤモリ公式HP
物件所有や工事、金銭契約などのハード面はヤモリさんにお任せし、DIYやハウス内の自治、入居学生集めなどの役割を私たちMORE FREEが担っています。
ヤモリさんが協賛してくださった理由や詳細はこちらのnoteをぜひご覧ください。
(株)ヤモリ代表藤澤さんインタビュー
さてハピネストは、アイデアが生まれてから約1年の月日を経て、実際にオープンするに至りました。
その過程では特に、DIYや入居学生さん探しなどのフェーズで、多くの方に応援していただきました。本当に感謝しかありません。著名な方に情報拡散していただいたり(Youtubeリンク↓)、何人もの友人が一緒にペンキを塗ってくれたりしました。
数学のトリセツ / Youtube
Morite2 English Channel / Youtube
費用面に関しては、第1号では物件取得とリフォーム費、家具家電代の約900万円をヤモリさんにご負担いただき実現することができました。
私たちは、ハピネスト第一号の実現を通じて、このような地方女子用の住まいの必要性を改めて実感しました。
これからどんどん、地方の女子学生が安心して帰って来れる居場所を創っていきたい。そこで、同じコンセプトのシェアハウス、ハピネスト2軒目の実現に向けて動き始めています。
しかし、私たちMORE FREEは学生のみで運営している非営利団体なので、自分たちだけで費用を工面するのは難しいというのが現状です。そのため、今回のクラウドファンディングでは主に、この2軒目にかかる費用をサポートしていただきたいのです。
また年内にNPO法人化することも目標にしているのですが、NPO法人設立には数十万円かかるため、こちらもクラウドファンディングご支援いただいた資金を使わせていただきたいと考えています。その他に、ガクセイ食堂や第1号ハピネストの運営、イベントやワークショップの企画にも集めた資金を使わせていただけると幸いです。
【目標金額150万円の使い道】
・ハピネスト第2号
- 家具家電代:100万円
- Wi-fi、オートロック等設備費:5万円
・NPO法人化費用:30万円
・ハピネスト広告費:10万円
・ガクセイ食堂備品代、設備費:5万円
【実施スケジュール】
24年7月-8月
24年8月
24年9月-10月
24年11月
25年3月
クラウドファンディング実施
公演活動、イベント参加:地方の高校生へ認知拡大、ハピネスト第2号入居希望仮エントリー開始
リターン送付
物件決定とリノベーション開始、ハピネスト第2号入居者本エントリー開始
ハピネスト第2号オープン